モザイク図
意味・解説
複数のカテゴリデータの比率を長方形の面積で表現し、性別と購買商品といった属性の組み合わせの傾向を比較する図である。
複数のカテゴリ変数の関係を可視化する手法である。長方形の横幅で一つの変数の割合を、高さで別の変数の割合を表現する。各領域の面積がそのデータの出現頻度に対応しており、分割表の視覚化に適している。
くわしく
多変量解析において、カテゴリデータの比率を直感的に把握するためのグラフである。
1.視覚的特徴:全体の正方形または長方形を、各カテゴリの出現割合に応じて分割する。横軸で全体の母集団の比率を示し、縦軸で各グループ内の構成比を示すため、グループ間の「比率の差」が面積の形状として現れる。
2.分析の目的:単なる積み上げ棒グラフとは異なり、全体の母集団の大きさ(横幅)も考慮できるため、不均衡なデータセットでも正しく割合を比較できる。
3.なぜ重要か:ビジネスでは「性別と購買商品」や「年代と利用時間帯」といった、複数の属性が絡み合う要因を分析する必要がある。モザイク図を使うことで、どの組み合わせが特異的に多いか、あるいは少ないかを一目で発見できる。実務ではデータサイエンスの初期分析(探索的データ分析)で多用される。
例文
顧客の「年代」と「好みの味」の関係をモザイク図で可視化したところ、若年層における辛口派の割合が特異的に高いことが判明した。
同義語: マリメッコ・チャート
分類: 統計図表