TQC
意味・解説
製造現場だけでなく、全部門・全従業員が参加して行う全社的な品質管理活動。
製品の品質を向上させるために、営業、経理、総務なども含めた全社体制で取り組む手法。日本企業で発展した。PDCAサイクルを組織的に回し、顧客満足を高める。現在は、より経営的な視点を強めたTQM(総合的品質管理)へと進化した。
くわしく
品質管理(QC)の概念を、工場のラインから企業のあらゆる活動へと広げた考え方である。
1.全員参加:一部の品質管理担当者だけが行うのではなく、社長から新入社員までが「品質第一」の意識を持つ。小集団活動(QCサークル)などがその中心となる。
2.部門横断:製造部門だけでなく、ニーズを捉えるマーケティング、サポートを担うカスタマーサービスなど、バリューチェーン全体で品質を担保する。
3.手法の活用:パレート図や特性要因図といった「QC七つ道具」などの統計的手法を用い、客観的なデータに基づいて改善を行う。
なぜ重要か:製品そのものだけでなく、仕事の進め方やサービスの質など「会社全体の質」を高めることが、最終的な競争力に直結するからである。実務では「デミング賞」などの評価指標として意識されることもある。
例文
TQCを推進することで、営業部門の書類ミス率を10%削減し、受注から納品までのリードタイム短縮を実現した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 全社的品質管理)・TQM (Total Quality Management:総合的品質管理, 全社的品質管理
分類: 品質管理