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魔の川

Devil's River まのかわ
出題なし 🟠 重要 ストラテジ系 技術戦略マネジメント

意味・解説

基礎的な「研究」を、製品化のための「開発」に繋げる段階に存在する障壁。

技術革新(イノベーション)のプロセスにおいて、最初の壁を指す。大学や研究所での「発見(種)」が、実用的な製品コンセプト(開発プロジェクト)にならない現象を例えている。単なる面白いアイデアで終わってしまうことを防ぐため、市場ニーズとの適合性が問われる。

くわしく

研究成果を実用化の土俵に乗せるための、第1の難関である。

1.障壁の内容:研究者が「面白い技術だ」と思っても、それが実際に誰かの役に立ち、売れる製品の種になるかは別問題である。この認識のズレを解消できないと、開発フェーズに進めない。

2.乗り越え方:初期段階からマーケティングの視点を取り入れたり、ニーズに基づいた研究(バックキャスティング)を行ったりすることが重要である。

3.実務での位置付け:基礎研究と応用開発の間に横たわる。ここを越えられないと、特許や論文などの「成果」は出ても、会社の「事業」には一切貢献しない。なぜ重要か:多くの革新的技術がこの「川」で溺れて消えてしまうため、研究開発マネジメントにおける重要な監視ポイントだからである。

例文

画期的な新素材の合成に成功したが、製造コストの高さから製品化の目処が立たず、魔の川に阻まれている状態だ。

分類: イノベーションの障壁
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