流通情報システム
意味・解説
商品の生産から配送、販売に至るまでの情報を一元管理し、効率化を図るシステムの総称。
POSシステム(販売時点情報管理)、EDI(電子データ交換)、在庫管理システム、物流管理システムなどが含まれる。サプライチェーン(供給網)全体の情報を共有することで、過剰在庫の防止や配送コストの削減、顧客ニーズへの迅速な対応を可能にする。
くわしく
「モノの流れ」をITで可視化・最適化するための基盤となる仕組みである。
1.店舗側のシステム:POS(Point of Sales)を通じて「何が、いつ、いくらで売れたか」をリアルタイムで集計し、自動発注や棚割りの改善に繋げる。
2.流通経路のシステム:企業間で伝票を電子的にやり取りするEDIにより、受発注のミスを減らし事務処理を高速化する。また、倉庫管理システム(WMS)で在庫の場所や量を正確に把握する。
3.実務での使われ方:消費者がQRコード決済で商品を買うと、そのデータが即座に工場や配送センターと共有され、翌日の補充計画が自動作成されるといった「情報の連鎖」を実現する。なぜ重要か:流通の無駄(廃棄ロスや品切れ)を減らすことは、企業の利益だけでなく、環境負荷の低減(サステナビリティ)にも貢献するからである。
例文
流通情報システムを刷新したことで、全国の店舗在庫をリアルタイムで把握できるようになり、過剰在庫を20%削減することに成功した。
分類: ビジネス情報システム