センシング技術
意味・解説
センサーを利用して、音、光、熱、距離などの物理的な情報を計測・デジタル化する技術。
IoT(モノのインターネット)の入り口となる技術。現実世界の事象をデジタルデータに変換してコンピュータに取り込む。AIと組み合わせることで、高度な状況判断や予兆検知が可能になる。スマートシティや工場の自動化を支える基盤技術である。
くわしく
現実世界のあらゆる情報を「数値」として捉え、システムに伝える技術である。
1.センサーの種類:温度、湿度、加速度、圧力、照度、GPS(位置)、画像(カメラ)など多岐にわたる。近年では生体情報を測るバイオセンサー(ウェアラブル端末等)も普及している。
2.AIとの連携:センシングによって得られた膨大なデータ(ビッグデータ)をAIでリアルタイムに解析する。例えば、工場の機械の「音」と「振動」をセンシングし、AIが「いつもと違う」と判断して故障を予知する。
3.実務での使われ方:農業における土壌水分量の自動管理、物流における在庫の自動検知、自動運転車における周囲の障害物確認など。
なぜ重要か:コンピュータは直接現実を見ることができないため、センシング技術はシステムの「五感」として、DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するための出発点となるからである。
例文
ビニールハウスにセンシング技術を導入し、温度と二酸化炭素濃度を24時間監視することで、収穫量を20%増加させた。
同義語: 計測技術
分類: 技術要素