シンクライアント
意味・解説
端末の機能を最小限にし、処理やデータの管理をサーバ側に集中させたシステム構成。
「薄い(Thin)端末」という意味。ユーザが操作する端末には最小限の機能(キーボード入力、画面表示など)のみを持たせ、OSやアプリケーション、データの保存などはすべてサーバ側で行う仕組み。セキュリティの向上や、端末の管理コスト削減を目的に導入される。
くわしく
情報漏洩リスクを最小化し、IT資産の一元管理を実現するためのクライアント・サーバ構成の発展形である。
1. セキュリティの強化:端末側にデータが保存されないため、紛失や盗難に遭っても機密情報が外部に漏れる心配がほとんどない。テレワーク環境での安全確保に非常に有効である。
2. TCOの削減:アプリケーションの更新やパッチ適用を一括でサーバ側で行えるため、数千台規模の端末があっても管理者の負担が激減する。また、端末自体のスペックが低くてもよいため、ハードウェア費用も抑えられる。
3. 柔軟な働き方:ネットワークさえあれば、どの端末からでも自分専用のデスクトップ環境にアクセスでき、フリーアドレスや在宅勤務に適している。実務では、銀行の窓口業務やコールセンター、セキュリティを重視する大企業の標準機として採用されている。
例文
社外へのPC持ち出しによる情報漏洩を防ぐため、全社員の端末をシンクライアント化した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、5回登場しています(出題された年度: 5年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
対義語: ファットクライアント, リッチクライアント
分類: クライアント