仮想マシン
意味・解説
ソフトウェアによって、物理的なコンピュータの中に構築された仮想的なコンピュータ。
1台の物理的なサーバ上で、ハイパーバイザなどのソフトウェアを用いて、複数の独立したコンピュータ環境を構築したもの。各仮想マシンは独自のOSを動かすことができ、あたかも別々のハードウェアがあるかのように振る舞う。資源の有効活用やテスト環境の構築に利用される。
くわしく
ハードウェアの制約をソフトウェアで超越することで、柔軟なITインフラを実現する技術である。
1. サーバ統合:かつては1つのシステムに1台の物理サーバを用意していたが、仮想マシンを使うことで1台の高性能サーバに10〜20のシステムを集約でき、設置スペースや電気代を大幅に削減できる。
2. 独立性と安全性:ある仮想マシンがクラッシュしても他の仮想マシンには影響せず、セキュリティ上の隔離も保たれる。古いOSが必要なレガシーシステムの維持にも適している。
3. 運用の柔軟性:設定ファイルをコピーするだけでマシンを複製でき、バックアップや復旧が極めて容易である。クラウドサービス(IaaS)の基盤技術としても中核を担っている。実務では、開発者が自分のPC内にWindowsとLinuxの両方の仮想マシンを作り、異なる環境での動作確認を同時に行うといった使われ方が一般的である。
例文
新しいアプリケーションを試すため、メインのOSを汚さないように仮想マシンを作成してインストールした。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 2年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)