リアルタイム
意味・解説
データが発生した瞬間に即座に処理を行い、結果を返す処理形態。
事象の発生から処理の完了までに、定められた時間内(即時)に応答することを求める概念。例えば、銀行ATMの残高照会や、航空機の自動操縦、工場のライン制御などが該当する。データを一定量溜めてからまとめて処理する「バッチ処理」の対義語として用いられることが多い。
くわしく
「速さ」だけでなく、「期限内に必ず終わること」を保証する処理のあり方である。
1. 即時性:入力があった瞬間に処理が走り、人間が遅延を感じないレベルで結果が表示される。オンラインショッピングの在庫引き落としなどが代表例である。
2. リアルタイムOS(RTOS):一般的なOSと異なり、特定のタスクを絶対的な優先順位で実行し、マイクロ秒単位での正確な制御を行う。産業用ロボットや自動運転車、医療機器など、一瞬の遅れが致命的な事故につながる分野で必須の技術である。
3. 実務での意義:現代の経営では「リアルタイム経営」が目指されており、全世界の拠点の売上や在庫が1秒単位で更新・集計される。これにより、市場の急変に対して即座に意思決定を行うことが可能になる。5Gの低遅延通信も、このリアルタイム性を支えるインフラとして期待されている。
例文
株価の変動をリアルタイムで監視し、設定した価格に達した瞬間に自動で売買を行うシステムを構築した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、18回登場しています(出題された年度: 11年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 即時処理
対義語: バッチ(一括), バッチ処理
分類: データ処理方式