ASP
意味・解説
ビジネス用のアプリケーションを、インターネット経由で提供する事業者のこと。
ユーザーが自前でソフトをインストールすることなく、ブラウザなどを通じてサーバー上の機能を利用できるサービスを提供する業者。またはその形態。月額料金などの利用料(サブスクリプション)を払うことで、安価かつ迅速に最新のシステムを利用できる。現代のSaaSの先駆けとなった概念である。
くわしく
「所有」から「利用」へとIT利用のパラダイムを変えたサービス形態である。
1. コストとスピードのメリット:自社でサーバーを購入し、ソフトを開発・導入する必要がないため、初期費用を劇的に抑えることができる。また、申し込みから数日で利用開始できるスピード感も大きな強みである。
2. 保守の容易さ:プログラムの修正や最新版へのアップデートはASP側で行われる。ユーザーは常に最新の機能を利用でき、管理の手間から解放される。
3. 実務での変遷:かつては専用の通信ソフトが必要なケースもあったが、現在はWeb標準技術を用いたSaaS(Software as a Service)へと発展・吸収されている。ITパスポート試験では、システムの「アウトソーシング」の一種、あるいはSaaSとほぼ同義として理解しておけばよい。
例文
経費精算の効率化のため、自社開発を諦めてASPサービスを利用することに決めた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、11回登場しています(出題された年度: 10年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: アプリケーションサービスプロバイダ
対義語: パッケージ販売, オンプレミス, パッケージ導入
分類: サービス提供形態