クラウドサービスの種類(SaaS / PaaS / IaaS)
意味・解説
インターネット経由で提供されるITリソースの、提供範囲による分類。
SaaSはアプリケーション、PaaSは開発プラットフォーム(OSやDB)、IaaSはインフラ(サーバや回線)をサービスとして提供する形態。自社で資産を持たずに、必要な分だけ従量制で利用できることが最大の特徴。
くわしく
クラウドサービスは、どこまでが「借り物」でどこまでが「自前」かによって3段階に分けられます。
1.「SaaS(サース)」は、メールやオフィスソフトといったソフトウェアそのものをネット越しに使う形態で、最もユーザーに近いものです。
2.「PaaS(パース)」は、OSやデータベースなど、システム開発のための『土台』までを借りる形態で、エンジニアがアプリ開発に集中できる環境を提供します。
3.「IaaS(アイアース)」は、仮想サーバやネットワークといった『インフラの部品』だけを借りる形態で、最も自由度が高いですが管理の手間もかかります。ポイントは、これらを利用することで企業は巨額の初期投資(サーバの購入など)をせずに迅速にビジネスを開始でき、需要に合わせて柔軟に規模を拡大できるからです。ITパスポート試験では、それぞれの名称のフルスペルと、「OSまで提供されるのはどれか」「自前でアプリをインストールできるのはどれか」といった提供範囲の境界線が頻出します。
例文
自社サーバを廃止し、メールはSaaS、独自システムの開発基盤にはPaaSを導入して運用負荷を軽減した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、16回登場しています(出題された年度: 11年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)