ハウジングサービス
意味・解説
顧客が所有するサーバーを、通信事業者のデータセンター内に設置する場所や回線を貸し出すサービス。
「コロケーション」とも呼ばれる。サーバー本体は顧客が持ち込み、事業者は耐震設備、安定した電源、空調、高速回線、物理的セキュリティ(監視カメラ等)を備えたラック貸しを行う。サーバーのOS設定や運用管理は、原則として顧客自身が行う。
くわしく
自前の資産を「安全なマンション(データセンター)」に預けて運用する形態である。
1. 目的とメリット:自社のオフィスでサーバーを運用すると、停電や地震、熱暴走、盗難などのリスクが常に伴う。ハウジングサービスを利用することで、専門施設の強固なインフラを低コストで享受でき、ビジネスの継続性(BCP)を確保できる。
2. ホスティングとの違い:ハウジングは「場所貸し(機材は自前)」、ホスティングは「機材貸し(機材も事業者持ち)」である。ハウジングは機材を自由に選べるため、特殊なハードウェアや高度なカスタマイズが必要なシステムに適している。
3. 実務での意義:クラウドへの移行が進む一方で、プライバシーや法的規制により「データを自社保有の物理筐体に置かなければならない」企業(金融、医療など)にとっては、依然として不可欠な選択肢である。
例文
機密性の高いデータを扱うため、自社で購入した高性能サーバーをハウジングサービスでデータセンターへ預けた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、5回登場しています(出題された年度: 4年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: コロケーション, コロケーションサービス
対義語: ホスティングサービス, オンプレミス(自社内運用)
分類: 外部サービス利用