戻り値
意味・解説
関数が処理を実行した後に、呼び出し元へ返す結果の値のこと。返り値とも呼ぶ。
関数の処理が終わると、その関数の呼び出し部分が「戻り値」そのものに置き換わるとイメージされる。計算の答えや、処理が成功したかどうかのフラグ(真偽値)を返すために利用される。呼び出し元はこの値を使って続きの処理を行う。
くわしく
戻り値は、関数内部で行われた仕事の「最終成果物」を外部に届ける仕組みである。
1.役割:関数は「引数」を入力として受け取り、「戻り値」として出力を出す。例えば、平方根を求める関数に「9」を渡せば、戻り値として「3」が返ってくる。この値を別の変数に代入したり、計算式の中で直接使ったりすることができる。
2.型の重要性:整数、浮動小数点数、文字列、あるいは「値なし(void)」など、関数が何を返すかは定義であらかじめ決まっている。呼び出し側は、その型に合わせた処理を行う必要がある。
3.実務での活用:単なる計算結果だけでなく、エラーハンドリングにも用いられる。例えば、ファイルを保存する関数が成功時に「0」を返し、失敗時に「-1」を返すように設計することで、システムが異常を検知して適切に対処できるようにする。戻り値を無視してプログラムを書くと、エラーを見逃す原因となる。プログラムの連鎖的な挙動を支える非常に重要なインターフェースである。
例文
ログイン処理関数の戻り値がTrueの場合のみ、マイページへのアクセスを許可する。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、7回登場しています(出題された年度: 5年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)