集中処理
意味・解説
1台の大型コンピュータ(ホスト)に全データを集めて処理する形態。
強力な処理能力を持つホストコンピュータに、複数の端末を接続して利用する。データとプログラムが一箇所にあるため、管理やセキュリティの維持が容易だが、ホストが故障すると全システムが停止する。
くわしく
集中処理は、大型コンピュータ(汎用機、メインフレーム)を主役とした伝統的な処理形態である。
1. メリット:データが一箇所に集中しているため、機密保持や整合性の確保がしやすい。また、運用のルールを統一しやすく、管理者の負担が一箇所に限定される。
2. デメリット:ホストコンピュータに過度な負荷がかかると全体の動作が遅くなる。また、単一故障点(SPOF)となるため、ホストがダウンすると全ての業務が停止するリスクがある。
3. 現状と実務:銀行の勘定系システムなど、極めて高い信頼性とデータの一貫性が求められる分野では、現在もメインフレームによる集中処理が採用されている。しかし、近年のDX化により、徐々にクラウドや分散処理への移行も進んでいる。
例文
かつての企業の基幹システムは集中処理が主流であり、全国の支店から本社のホストコンピュータへアクセスして処理を行っていた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 2年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 集中管理
対義語: 分散処理
分類: システム構成形態