ホバー
意味・解説
マウスポインタを画像やボタンなどの要素の上に重ねた状態、またはその時の効果。
クリックはせずに、マウスポインタを特定の要素の上に置く動作。ホバーした際に対象の色が変わったり、補足説明(ツールチップ)が表示されたりすることで、「ここが操作可能であること」をユーザーに伝える。ウェブデザインにおいて重要な視覚効果である。
くわしく
ホバーは、ユーザーの視線とマウスの動きが一致していることをシステム側が察知し、フィードバックを返すインタラクションである。
1. アフォーダンスの提供:マウスを乗せた瞬間にボタンが少し浮き上がったり色が変わったりすることで、「これは押せるボタンだ」という認識をユーザーに与える。これを「ホバーエフェクト」と呼ぶ。
2. 情報の段階的開示:常に表示すると邪魔になる補足説明を、ホバーした時だけ出す(ツールチップ)ことで、画面の整理整頓と情報の提供を両立させる。
3. デバイスによる制限:ホバーはマウス操作が前提の概念であり、スマートフォンのタッチ操作には「ポインタを重ねるだけ」という状態が存在しない。そのため、実務ではホバー機能に依存しすぎず、スマホユーザーでも同等の情報が得られる設計(レスポンシブデザイン)が必要となる。
例文
ナビゲーションメニューの文字にホバーすると、下線が表示されクリック可能であることが強調された。
同義語: ロールオーバー, マウスオーバー
分類: インタラクション