ラスターデータ
意味・解説
色のついた点(画素、ピクセル)の集まりで表現される画像データ形式。ビットマップ形式とも呼ぶ。
写真のように、細かな色の点の集まり(グリッド)で画像を表現する方式。色のグラデーションや複雑な色彩を表現するのに適している。一方で、拡大すると画像が荒れてギザギザ(ジャギー)が目立つ特徴がある。
くわしく
ラスターデータは、デジタル画像の最も基本的な形態であり、カメラで撮影した写真やスキャナで読み取ったデータに用いられる。
1. 画素(ピクセル)構造:縦横に並んだ格子状の点一つ一つに色情報(RGBなど)を持たせる。点の数が多いほど「高解像度」となり、きめ細かな表現が可能になる。
2. データの特性:写真のような自然な階調(ボケや影)を表現するのが得意である。しかし、保存する際は点すべての情報を記録するため、高解像度になるほどファイルサイズが肥大化する。
3. 拡大への耐性:元々決まった数の点で構成されているため、無理に拡大すると1つの点が大きく表示され、輪郭が階段状にガタつく(ジャギー現象)。実務ではJPEG、PNG、GIFなどが代表的な保存形式として使い分けられている。
例文
デジカメで撮影した写真はラスターデータであるため、ポスターサイズに拡大印刷すると画質が低下する恐れがある。
同義語: ビットマップデータ
対義語: ベクターデータ
分類: 画像データ形式