ランレングス法
意味・解説
同じデータが続く部分を「データ内容 × 繰り返し回数」に置き換えて圧縮する手法。
データの連続性に着目した可逆圧縮アルゴリズム。「AAAAABBB」を「A5B3」のように変換する。単純な画像(アイコンやロゴ、FAX送信データ)など、同じ色が長く続くデータの圧縮に非常に高い効果を発揮する。
くわしく
ランレングス法は、最もシンプルで直感的なデータ圧縮アルゴリズムの一つである。
1. アルゴリズムの原理:データの並びの中で、同じ値が何回連続しているか(ランの長さ)をカウントして記録する。これにより、データの冗長性を排除する。
2. 得意なデータ:色の変化が少ないビジネス文書の画像、ドット絵、モノクロのFAXデータなどは、同じ値が大量に並ぶため、劇的にファイルサイズを小さくできる。
3. 苦手なデータ:一方で、写真のように隣り合う画素の色が少しずつ異なるデータに適用すると、連続が全く発生しないため、かえってデータ量が増えてしまうこともある。実務では、この手法単独ではなく、他の圧縮方式と組み合わせて補助的に使われることが多い。
例文
白黒2色の地図データにランレングス法を適用し、同一色の連続を利用してファイルサイズを10分の1に圧縮した。
同義語: 連長圧縮
分類: データ圧縮アルゴリズム