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本人拒否率

FRR ほんにんきょひりつ
出題なし 🟠 重要 テクノロジ系 セキュリティ

意味・解説

生体認証において、正当な本人を誤って「偽物」と判定し、認証を拒否してしまう確率。

バイオメトリクス認証の精度を示す指標。数値が低いほど「スムーズにログインできる」ため利便性が高い。一方、この値を下げようと判定を甘くすると、偽物を本物と間違える「他人受入率(FAR)」が上がるというトレードオフの関係がある。

くわしく

本人拒否率(FRR)は、システムの「使い勝手(利便性)」に直結する性能指標である。

1. 発生の理由:生体情報は、指の乾燥、顔のむくみ、周囲の明るさなどによって、登録時とわずかに異なる場合がある。システムが厳格すぎると、こうした微細な差を「不正」とみなしてしまい、本人が何度もやり直す手間が発生する。

2. 指標としての意味:FRRが高いシステムは「セキュリティは堅いが、使いにくい」と評価される。例えば、100回ログインを試みて1回失敗する場合、FRRは1%となる。

3. 実務でのバランス:一般のスマホやオフィス入退室では、ユーザーの不満を避けるためにFRRを低く設定し、ストレスのない操作を優先する。一方、他人の侵入を絶対に防ぎたい重要施設では、FRRが多少上がっても(=本人がやり直すことになっても)、安全性を重視して厳格な判定基準を採用する。

例文

指紋認証の感度を上げすぎた結果、冬場の乾燥で本人拒否率が上昇し、社員から苦情が寄せられた。

過去問での出題状況

直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、3回登場しています(出題された年度: 3年度)。

出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)

同義語: 誤非認率, 第1種の過誤
対義語: 他人受入率 (FAR)
分類: 認証精度指標
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