スプーフィング
意味・解説
IPアドレスや送信者情報を偽装し、正当な利用者や権限者になりすます攻撃の総称。
「なりすまし」を意味するサイバー攻撃。IPアドレス、MACアドレス、メールの送信元アドレス、さらにはDNS情報などを偽ることで、ファイアウォールを突破したり、偽サイトへ誘導したりする。他人のIDとパスワードを使ってログインする行為もこれに含まれる。
くわしく
スプーフィングは、通信の「信頼」を根底から揺るがす攻撃手法であり、多様な形態で実行される。
1. IPスプーフィング:送信元のIPアドレスを社内ネットワークのアドレスなどに偽装し、外部からはアクセスできないはずのサーバーへ侵入を試みる。
2. メールのなりすまし:有名な企業や取引先の担当者のメールアドレスを騙り、ウイルスを含んだ添付ファイルを開かせたり、偽の送金指示(ビジネスメール詐欺)を送ったりする。
3. ARP/DNSスプーフィング:ネットワーク内の経路情報を改ざんし、通信を攻撃者の端末へ引き込むことで、通信内容を盗聴したり改ざんしたりする(中間者攻撃)。
実務では、SPFやDKIMといった送信ドメイン認証や、デジタル証明書を用いた厳格な認証が、スプーフィングへの有効な対抗手段となる。
例文
IPスプーフィングによる外部からの不正アクセスを検知するため、ファイアウォールの設定を見直した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、13回登場しています(出題された年度: 10年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: なりすまし
分類: サイバー攻撃