マクロ平均とマイクロ平均(多クラス評価)
意味・解説
多クラス分類におけるAIの性能指標を算出する際の集計手法。クラス単位で平均する(マクロ)か、個々のデータ単位で合計する(マイクロ)か。
マクロ平均は、各クラスのF値を算出した後にその平均をとる(全クラスを平等に扱う)。マイクロ平均は、全クラスのTP, FP, FNを合算してからF値を算出する(各データを平等に扱う)。
くわしく
「AIの成績表の『公平さ』の調整」です。
1.マクロ平均:
データの少ない『レアなクラス』も1票として数えるため、小規模クラスの失敗に厳しい評価になります。
2.マイクロ平均:
『1データ』を1票とするため、データ数が多い『メジャーなクラス』での正解率に強く影響されます。ポイントは、目的に応じて「全種類を平等に当てたい」ならマクロを、「とにかく全体の誤答を減らしたい」ならマイクロを使い分ける必要があるからです。
例文
商品の自動カテゴリ分類において、登録数の少ないニッチなカテゴリの判定精度も重視するため、マクロ平均F値を評価指標とした。
分類: 機械学習の評価指標