外部ソートと安定性
意味・解説
メモリに入りきらない巨大なデータを外部記憶装置を使って並べ替える手法(外部ソート)と、同値のデータの前後関係を維持する性質(安定性)。
外部ソートには『マージソート』が多用される。安定ソートは、例えば『名前順』で並んでいる名簿を『年齢順』で再整列しても、同年齢内の名前順が崩れない性質を指す。
くわしく
「大規模データの賢い並べ替え」のルールです。
1.外部ソート:
主メモリが8GBしかないのに1TBのデータを並べ替える際、データを小分けにしてソートし、最後に磁気ディスク上で合体(マージ)させます。
2.安定性:
同じ値のデータが来た時、元々の並び順を変えないこと。ポイントは、複数条件(例:日付順の後に売上順)でソートを繰り返す際、安定性がないアルゴリズム(クイックソート等)だと、せっかく整えた前の順序が壊れてしまうからです。
例文
ログ解析において数テラバイトのデータを日付順に並べ替えるため、外部ソートアルゴリズムを用いてディスク上でマージ処理を行った。
対義語: 内部ソート / 不安定ソート
分類: 整列アルゴリズムの特性