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負の転移(転移学習の失敗)

Negative Transfer ふのてんい
中頻度 ⚪ 旧用語 テクノロジ系 新しい技術

意味・解説

転移学習において、以前学習した知識が新しいタスクの学習を妨げ、かえって精度を低下させてしまう現象。

元となるデータセットと新しいタスクのデータの関連性が低い場合に発生しやすい。AI(人工知能)が「似て非なるルール」を適用しようとして混乱する状態を指す。

くわしく

AI(人工知能)が『前の経験』に引きずられて、新しいことを正しく学べない『先入観の罠』」です。

1.仕組み:

例えば「自転車」のバランスの取り方を学んだAIに「自動車」の運転を学ばせようとした際、ハンドル操作の感覚の違いが邪魔をして、一から学ぶよりも学習が遅くなることがあります。

2.対策:

転移学習を行う前に、元のモデルと新しいデータの「親和性」を慎重に評価し、必要であれば転移させる範囲(層)を限定します。ポイントは、AI開発の効率化を目指して転移学習を多用する際、この負の転移を見逃すと、リソースを浪費した挙げ句に性能の低いAIが出来上がってしまうからです。

例文

医療画像の解析AIを開発する際、全く性質の異なる自然風景の学習済みモデルを転用したところ、負の転移が発生し精度が大幅に悪化した。

同義語: マイナスの転移 / 学習の干渉
分類: 機械学習の高度な学習パラダイム
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