通信プロトコルの動的変更
意味・解説
通信中にプロトコルを切り替える仕組み。これを悪用して、安全性の低い旧式プロトコルへ強制的に変更させる攻撃を指すこともある。
本来は、状況に応じて最適な通信手段を選ぶための機能。しかし攻撃の文脈では「ダウングレード攻撃(プロトコル遷移攻撃)」として知られる。例えば、強固なHTTPS通信を、脆弱なHTTPや古いバージョンのSSLへ強制的にダウングレードさせ、盗聴や改ざんを行う手法を指す。
くわしく
「安全な『最新の鍵(プロトコル)』で会話している最中に、攻撃者が割り込んで無理やり『昔の壊れやすい鍵』に替えさせてしまう悪質な手口」です。
1.目的:
最新のセキュリティ技術を無効化し、旧式のプロトコルに残っている脆弱性を突くために行われます。
2.対策:
古いプロトコル(SSL 3.0など)の使用をサーバー側で完全に禁止し、ダウングレードを許さない設定(HSTSなど)が必要です。
例文
古いブラウザをサポートし続けることは、プロトコル遷移攻撃による通信傍受のリスクを増大させる。
同義語: プロトコルダウングレード, プロトコル遷移攻撃
分類: サイバー攻撃