SLI
意味・解説
サービスレベルを測定するための具体的な指標(メトリクス)。
システムの稼働率、レスポンスタイム、エラー率といった、サービスの健全性を客観的に測るための「測定値」である。サービスの要求事項を満たすための基準値であるSLA(サービスレベル合意)やSLO(サービスレベル目標)を算出するための根拠となる数値そのものを指す。
くわしく
サービスの品質がどの程度であるかを定量的に示すための「ものさし」である。
1.代表的な指標:リクエストの「成功率」、処理の「レイテンシ(遅延)」、リクエストの「スループット」、システムが動いている「可用性」などがある。
2.計算式:例えば可用性であれば「(全リクエスト数 - 失敗したリクエスト数)÷ 全リクエスト数」といった具体的な式を定義する。
3.役割:SLIは単なる数値だが、これに基づいて「99.9%以上を維持する」という目標(SLO)を設定し、さらに顧客と約束(SLA)を交わす。
なぜ重要か:主観的な「最近システムが重い」という感覚を、「レスポンスタイムが平均500ms増えている」という客観的な事実に変えることができる。サイト信頼性エンジニアリング(SRE)において不可欠な概念である。
例文
APIサーバーのSLIとして「正常終了リクエストの割合」を採用し、リアルタイムでの監視を開始した。
同義語: サービスレベル指標
分類: サービスレベル管理