サービス継続管理
意味・解説
ITサービスの提供・継続的改善に関わる運用概念。
地震、火災、サイバー攻撃などの大規模な災害が発生しても、合意された期間内にITサービスを復旧させるためのプロセスである。事業継続計画(BCP)のIT部門版といえる。リスクの特定や影響度の分析を行い、代替設備の準備や復旧手順の策定を進める。自家発電装置の導入検討もこの一環である。
くわしく
予測不能な重大事態(大災害やパンデミックなど)からITサービスを守り、ビジネスへの影響を最小限に抑えるためのプロセスである。
1.ビジネス影響分析(BIA):どのシステムが停止すると、ビジネスにどれほどの損失が出るかを評価し、復旧の優先順位を決める。
2.リスクアセスメント:発生する可能性のある災害や脅威を特定し、その対策を検討する。
3.復旧計画の策定とテスト:代替サイト(バックアップ拠点)への切り替え手順書を作成し、定期的な訓練を行う。
実務での使われ方:メインのデータセンターが被災した際に、数百km離れたバックアップ拠点に数時間以内でシステムを切り替える運用(ディザスタリカバリ)を実現するために計画される。単に技術的な準備だけでなく、要員の招集手順や連絡体制の整備も重要となる。
例文
サービス継続管理の訓練として、メインサーバーが停止した想定で遠隔地の待機サーバーへ切り替えるシミュレーションを実施した。
同義語: ITサービス継続管理
分類: サービスデザイン