自家発電装置
意味・解説
停電などの電源供給停止時に、自前で電気を発生させて供給を継続するための装置。
電力会社からの給電が途絶えた際、ディーゼルエンジンやガスタービンを動かして電力を確保する設備である。主にデータセンターや病院などの重要施設に設置される。短時間の電圧変動を防ぐUPS(無停電電源装置)と併用し、長時間の停電にも耐えられるようにする。サービス継続管理を支える物理的インフラである。
くわしく
外部の電力網に頼らず、施設内で電力を生産し続けるための設備である。
1.役割:落雷や災害、計画停電などにより電力供給が完全に遮断された場合に稼働する。燃料(軽油や都市ガスなど)がある限り、数時間から数日間の電力を供給可能にする。
2.UPSとの違い:UPSはバッテリーにより「瞬断」を防ぐが、供給時間は数十分程度と短い。自家発電装置は起動までに数十秒から数分かかるため、その間の空白をUPSが埋めるという役割分担が必要である。
3.実務での管理:いざという時に動かないことを防ぐため、定期的な試運転(負荷運転テスト)や燃料の備蓄管理が厳格に義務付けられている。
なぜ重要か:ITサービスにおいて電源は全ての基盤である。特に金融システムや公共インフラを支えるデータセンターでは、電力喪失は社会的な混乱を招くため、二重三重の電源確保策として不可欠である。
例文
データセンターのファシリティ点検において、自家発電装置の燃料残量が72時間の連続運転を維持できるレベルにあることを確認した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、4回登場しています(出題された年度: 4年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)