ファシリティマネジメント
意味・解説
建物や設備などの物理的な環境を、最適に管理・活用する手法。
ITシステムを収容するデータセンターやオフィス等の施設を、安全性、快適性、効率性の観点から管理すること。停電対策、地震対策、入退室管理などが含まれる。
くわしく
情報システムを動かす土台となる「物理的な環境」を守る管理活動です。ITにおけるファシリティマネジメントでは、特に「アベイラビリティの確保(止まらない環境)」と「セキュリティ」が重視されます。具体的な施策として、1.停電時に電力を供給し続けるUPS(無停電電源装置)や自家発電機、2.地震の揺れを吸収する免震構造や、床を持ち上げて配線を通すフリーアクセスフロア、3.サーバの熱を逃がすための空調設備、4.ICカードや生体認証を用いた入退室管理(物理的セキュリティ)などがあります。ポイントは、どんなにソフトウェアを堅牢にしても、電源が落ちたり水漏れが起きたりすれば、システムは一瞬で停止してしまうからです。試験では、具体的な設備名称(UPSなど)や、自然災害・人為的災害への物理的な対策を選ばせる問題がよく出題されます。
例文
データセンターのファシリティマネジメントとして、雷による停電に備えてUPSの定期点検を実施し、入退室には静脈認証を導入した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、25回登場しています(出題された年度: 19年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 施設管理
分類: マネジメント系