サージ防護
意味・解説
落雷などによって発生する瞬間的な過電圧(サージ)から、精密機器を保護すること。
雷サージなどの異常な高電圧が電源線や通信線を通じてシステムに侵入し、回路を破壊するのを防ぐ。サージ保護デバイス(SPD)や避雷器を設置し、過剰な電圧を地面に逃がす(接地・アース)ことで、サーバーやネットワーク機器の損傷を防止する。自家発電装置などの高額な設備を守るためにも重要である。
くわしく
電気回路における「瞬間的な大津波(サージ)」を食い止め、精密なIT機器を守るための技術的対策である。
1.雷サージ対策:落雷により近くの電線に誘導された数千ボルトの電圧(誘導雷)が、コンセントを通じてパソコンやルーターに流れ込むのを防ぐ。
2.開閉サージ対策:大型の機械をオン・オフした際に発生する電圧の乱れから周辺機器を守る。
3.SPD(サージ保護デバイス)の利用:異常電圧を検知した瞬間に、その電流を大地へバイパスさせる専用の部品を分電盤や電源タップに組み込む。
なぜ重要か:IT機器の半導体は非常に繊細で、わずかな過電圧でも物理的に焼損し、修理不能になることが多い。特にデータセンターや工場のIoT設備では、機器の故障がサービス停止だけでなく、莫大な資産損失に直結するため、物理的なセキュリティ対策として必須とされる。
例文
サーバーラックの電源供給ラインにSPDを設置し、サージ防護を強化することで、雷による基板損傷リスクを低減させた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 雷対策, サージ保護
分類: 物理的セキュリティ対策