サービス受入れ基準
意味・解説
ITサービスの提供・継続的改善に関わる運用概念。
サービスを稼働させる前に、あらかじめ設定した品質や機能の基準を満たしているかをチェックするためのリストである。機能の正確性だけでなく、バックアップの成功、マニュアルの完備、保守体制の確保など、運用面での準備状況も含まれる。受入れテストの判定基準とも密接に関係する。
くわしく
「このサービスは本番に出して大丈夫か」という合否を決めるためのチェックリストである。
1.機能要件の充足:ユーザーが必要とする機能が正しく動作し、バグが許容範囲内に収まっていること。
2.非機能要件の充足:目標とするレスポンスタイムを満たし、セキュリティ設定が適切になされていること。
3.運用準備の完了:障害時の連絡体制が確立しており、運用手順書が作成され、運用担当者がトレーニングを受けていること。
なぜ重要か:この基準が曖昧だと、未完成のシステムを本番稼働させてしまい、運用開始直後に障害が頻発することになる。実務では「ゲート判定」として機能し、関係者全員が基準を満たしたことに署名(合意)することで、責任の所在を明確にする。
例文
サービス受入れ基準に基づき、運用マニュアルが最新の画面構成と一致していることを最終確認した。
同義語: SAC
分類: サービスマネジメント