2025年の崖
意味・解説
老朽化・複雑化した既存システム(レガシーシステム)を放置することで、2025年以降、日本企業が多大な経済損失を被るという予測。
経済産業省が「DXレポート」で提唱した概念。レガシーシステムの維持費が高騰し、IT予算の9割を保守に割く状態になることで、DX(デジタル変革)が進まず国際競争力を失う。このまま対策を打たなければ、年間最大12兆円の損失が生じると警告されている。
くわしく
「古いシステムという『お荷物』を抱えたまま、デジタルの荒波に飲まれて沈んでしまう未来の危機」のことです。
1.背景:
2025年にはSAPのサポート終了などの節目が重なり、IT人材の不足も深刻化します。
2.克服への道:
ブラックボックス化したシステムを整理し、クラウド等の最新技術へ乗り換える(モダナイゼーション)ことが、崖を乗り越える唯一の手段とされています。
例文
2025年の崖を回避するため、老朽化したメインフレームを廃止し、クラウドベースの新基幹システムへの移行を急いでいる。
同義語: 2025年問題 (IT分野)
分類: IT政策 / 経営リスク