PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)
意味・解説
市場成長率と市場占有率の2軸で、複数の事業への資金配分を検討する手法。
「市場成長率(縦軸)」と「相対的市場占有率(横軸)」の2軸で4つの領域に事業を分類し、経営資源の最適配分を決定する手法。キャッシュフロー(現金の出入り)に着目し、稼いだ資金をどこに再投資するかを視覚的に判断する。
くわしく
PPMは、ボストン・コンサルティング・グループが開発した、多角化している企業の事業ポートフォリオを管理するための手法です。
1.「花形(スター)」:
高成長・高シェアで稼げるが投資も多額。
2.「金のなる木」:
低成長・高シェアで、投資が少なく多額の現金を稼ぐ。
3.「問題児」:
高成長・低シェアで、将来の花形候補だが今は投資が必要。
4.「負け犬」:
低成長・低シェアで、撤退を検討すべき領域。ポイントは、会社全体の資金を効率よく回すための「司令塔」の役割を果たすからです。実務では、「金のなる木」で稼いだ潤沢な現金を、まだ利益が出ていない「問題児」や、地位を固めるべき「花形」に投入するという戦略的な投資サイクルを回します。試験では、各象限の名前と定義、およびどこからどこへ資金を移動させるべきか(例:金のなる木から問題児へ)が頻出します。縦軸と横軸の内容が入れ替わってひっかけてくることもあるので、軸の意味を正確に覚えることが重要です。
例文
PPMの分析結果に基づき、衰退市場にある不採算部門からの撤退を決め、成長分野への再投資を行った。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、19回登場しています(出題された年度: 14年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)