費用対効果
意味・解説
投入した費用(コスト)に対して、どれだけの成果(効果)が得られたかという比率や評価。
投資の価値を判断する基本概念。金額的な利益(売上増、人件費削減)だけでなく、処理時間の短縮、ミスの防止、顧客満足度の向上といった非金銭的なメリットも含まれる。費用対効果分析(費用対効果分析)によって導き出される「割に合うか」の結論である。
くわしく
意思決定の最も根源的な判断基準であり、効率性を測る「ものさし」である。
1.評価の観点:「コスト削減(守りのIT)」と「売上向上・新価値創出(攻めのIT)」の2軸がある。また、効果がいつ現れるかという「時間軸」も考慮される。
2.IT企画での役割:新しいシステムを企画する際、「この投資によって、どの業務が何時間、何円分効率化されるか」を事前にシミュレーションするために使われる。投資対効果(ROI)という言葉とほぼ同義で使われることが多い。
3.実務:予算には限りがあるため、複数のプロジェクト候補の中から、費用対効果が高いものから順に優先して実行される。
なぜ重要か:全てのIT導入は「目的」を達成するための「手段」であり、その手段が適切である(無駄遣いではない)ことを担保し、企業の収益性を維持するために必須の考え方だからである。
例文
AIによる自動翻訳ツールの費用対効果を検証した結果、外注翻訳費を年間200万円削減できることが確認され、ツール利用料月5万円の投資が承認された。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、6回登場しています(出題された年度: 6年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: コストパフォーマンス, 投資対効果
分類: 経営評価