のれん
意味・解説
M&A(企業の買収・合併)において、買収価額と買収先企業の「純資産」との差額。目に見えないブランド価値や技術力の対価。
会社のブランド力、顧客リスト、高度な技術、ノウハウといった「目に見えない資産」を数値化したもの。会計上は「無形固定資産」として計上される。日本の会計基準では、一定期間(最長20年)で定期的に「償却(費用化)」を行う必要がある(※国際会計基準IFRSでは原則償却しない)。
くわしく
「会社の帳簿には載っていない『老舗の看板代』や『熟練工の腕前』というプラスアルファの価値」のことです。
1.発生:
純資産が1億円の会社を、将来性を期待して2億円で買った場合、差額の1億円が「のれん」となります。
2.リスク:
買収後に期待通りの利益が出なかった場合、こののれんの価値を一気にゼロにする「減損」という手痛い処理が必要になります。
例文
有望なAIスタートアップを純資産の3倍の価格で買収し、発生した多額ののれんを20年かけて償却することにした。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 営業権, のれん代
対義語: 負ののれん(割安で買った場合の差額)
分類: 会計科目 / 企業価値評価