オープン戦略
意味・解説
自社の技術や知的財産を無償(または安価)で外部に公開し、業界全体の標準(デファクトスタンダード)にすることで市場を拡大させる戦略。
「仲間を増やして市場を作る」手法。技術を独占せず広く普及させることで、関連するサービスや周辺機器の需要を創出し、最終的に自社の利益(サービス利用料やプラットフォームの維持)に繋げる。Android OSの無償提供などが代表例。
くわしく
「秘伝のタレ(技術)をあえて公開し、世界中の料理人に使ってもらうことで、自分の店の名前を『世界の標準』にしてしまう大胆な作戦」です。
1.目的:
ネットワーク外部性を引き出し、ライバルが太刀打ちできないほどの巨大なエコシステム(生態系)を作ります。
2.収益源:
技術そのものではなく、その技術を使った広告や保守、追加サービスで稼ぐ「フリーミアム」的なモデルと相性が良いです。
例文
次世代電気自動車の普及を加速させるため、主要技術の特許を公開するというオープン戦略を採用した。
同義語: オープン化戦略, 公開戦略
対義語: クローズド戦略, 独占戦略
分類: 経営戦略 / 知的財産戦略