収益性指数 (PI)
意味・解説
投資によって得られる将来キャッシュフローの現在価値合計を、初期投資額で割った比率。投資効率(1円あたりの儲け)を測る指標。
計算式は $$PI = rac{ ext{将来キャッシュフローの現在価値合計}}{ ext{初期投資額}}$$。PIが1より大きければ投資価値があり、複数の投資案から予算の範囲内で最適な組み合わせを選ぶ際に用いられる。
くわしく
「投資という『買い物』において、1円支払うごとに何円の価値が戻ってくるかという『コスパ』の数値」です。
1.正味現在価値法との使い分け:
NPVは『儲けの総額(円)』を見ますが、PIは『投資効率(倍率)』を見ます。
2.意思決定:
予算が限られている場合、NPVが大きなプロジェクト1つよりも、PIが高いプロジェクトを複数組み合わせた方が、全体としての利益を最大化できる場合があります。ポイントは、IT投資の規模が異なるプロジェクト(例:1億円のシステム刷新と1,000万円のツール導入)を公平に比較するために、この『効率』という視点が不可欠だからです。
例文
限られたIT予算内で最大の効果を得るため、各プロジェクトの収益性指数(PI)を算出し、効率の高い案件から優先的に採択した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、14回登場しています(出題された年度: 10年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 現価係数 / 費用便益比
分類: 投資の経済性評価