割引現在価値 (PV)
意味・解説
将来受け取る予定のお金が、現在の価値に直すといくらになるかを示す指標。将来の価値から利子率などを差し引いて計算する。
計算式は $PV = rac{FV}{(1+r)^n}$($FV$:将来価値、$r$:割引率、$n$:年数)。IT投資の評価(正味現在価値法法)において、長期にわたるシステム投資が「今、投資する価値があるか」を判断するために必須の概念。
くわしく
「『今の100万円』と『3年後の100万円』の価値の違いを、数学的に揃えること」です。
1.理由:
今お金があれば運用して増やせますが、将来のお金はそのチャンスがありません。また、インフレのリスクもあります。
2.投資判断:
ITプロジェクトから得られる将来の利益をすべてPVに直し、投資額と比較します。ポイントは、IT投資は導入に巨額の資金がかかり、利益は数年かけて戻ってくるため、時間による価値の目減り(割引率)を考えないと、本当の収益性を見誤るからです。
例文
5年計画のシステム刷新プロジェクトにおいて、各年度の予想削減コストを割引現在価値に引き直し、初期投資額を上回るかを確認した。
同義語: 現在価値 / 割引価値
分類: 投資の経済性評価