リスクプレミアム(IT投資のリスク)
意味・解説
リスクのある投資(ITプロジェクト等)を行う際、投資家が「リスクのない投資(国債等)」に比べて、追加で求める上乗せの収益率のこと。
期待収益率 = 無リスク金利 + リスクプレミアム。IT投資評価(NPV)で用いる「割引率」を決定する際、プロジェクトの不確実性が高いほど、このプレミアムを大きく設定する。
くわしく
「『不確実な冒険』に挑戦するために必要な、『確実なお金』以上の上乗せ報酬(プレミアム)」です。
1.心理的側面:
人は誰でも、失敗する可能性があるIT投資よりも、確実に増える貯金(無リスク資産)を好みます。
2.財務的側面:
その「失敗の怖さ」を補って余りある利益の見込みがなければ、誰も投資をしません。ポイントは、新規技術(生成AI等)への投資はリスクが大きいため、通常よりも高いリスクプレミアムを設定して厳しく審査しなければ、企業の財務を圧迫する恐れがあるからです。
例文
新規のAI開発プロジェクトは失敗のリスクが高いため、通常よりも5%高いリスクプレミアムを割引率に加算して投資判断を行った。
同義語: リスクの対価 / リスク加算率
分類: 投資の経済性評価と資本コスト