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シャープ・レシオ(IT投資効率)

Sharpe Ratio しゃーぷ・れしお
高頻出 ⚪ 旧用語 ストラテジ系 企業活動

意味・解説

IT投資等のポートフォリオにおいて、取ったリスクに対してどれだけ効率的に利益を得られたかを示す指標。値が大きいほど「効率の良い投資」とされる。

数式は $$S = \frac{R_p - R_f}{\sigma_p}$$ ($R_p$: 期待収益率、$R_f$: 無リスク金利、$\sigma_p$: 収益の標準偏差)。利益の大きさだけでなく、その「不安定さ(リスク)」で割ることで、投資の質を評価する。

くわしく

「IT投資という『ギャンブル』の、リターンの多さだけでなく『ハラハラ度(リスク)』に対するコスパを計算したもの」です。

1.意味:

どんなに利益が大きくても、月ごとの赤字・黒字の振れ幅(ボラティリティ)が激しすぎる投資は、シャープ・レシオが低くなります。

2.活用:

複数のITプロジェクトを比較する際、単なる利益額(正味現在価値法)ではなく、「どちらがより安定して着実に稼いでくれるか」を判断する基準になります。ポイントは、IT投資は不確実性が高いため、リスクを無視して『当たれば大きい』案ばかりを選ぶと、企業の財務を極端に不安定にさせる恐れがあるからです。

例文

IT資産のリバランスにおいて、各プロジェクトのシャープ・レシオを算出した結果、高収益だが極めて不安定な新規事業よりも、安定したSaaS事業の方が投資効率が高いと判断された。

同義語: リスク調整後リターン / シャープ指数
分類: ポートフォリオ・パフォーマンス評価
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