著作権の例外(引用・私的使用)
意味・解説
著作権者の許可を得ずに、著作物を合法的に利用できる特別なケース。
公表された著作物を「公正な慣行」に従って利用する引用や、個人的・家庭内での利用に限った私的使用のための複製などが含まれる。
くわしく
著作権は文化の発展を目的としているため、厳格すぎて不便にならないよう、一部の利用を無断で認めています。
1.引用:
自分の文章が「主」、引用部分が「従」である明確な区別があり、出所(出典)を明記するなどの条件を満たせば、許可なく他人の文章や画像を使えます。
2.私的使用のための複製:
自分や家族、ごく親しい友人の範囲で楽しむためにコピーすることです。会社(業務)で使うためにコピーするのは対象外です。
3.教育機関での利用:
授業の過程で必要と認められる範囲での利用など。ポイントは、ITの現場では「参考資料としての引用」や「プログラムのバックアップコピー」が頻繁に行われるため、どこまでがセーフかを知る必要があるからです。試験では、引用の成立条件や、企業内でのコピーが私的使用にならない(NGである)という判断がよく問われます。
例文
自身のブログで論文の内容を紹介する際、出典を明記し主従関係を守ることで、適法な『引用』として掲載した。
同義語: 制限規定
対義語: 無断転載
分類: 著作権法