限界費用
意味・解説
生産量を「あと1単位」増やしたときに、追加でかかる費用の増加分。
計算式は $MC = \frac{\Delta C}{\Delta Q}$($\Delta C$:費用の増分、$\Delta Q$:生産量の増分)。通常、生産量が増えるほど固定費が分散されるため限界費用は低下するが、ある点を超えると残業代や設備の無理な稼働により上昇し始める。デジタルコンテンツの場合、コピーにコストがかからないため「限界費用はほぼゼロ」と言われる。
くわしく
「あと1つだけ余分に作るための、材料代や電気代の『おかわり』分」のことです。
1.ビジネスインパクト:
デジタル製品(アプリ、動画)が強い理由は、一度作れば、2人目、3人目の顧客に届けるための限界費用がほぼタダだからです。
2.最適化:
限界費用と限界収益が一致する生産量が、理論上最も利益が最大化するポイントとされます。
例文
オンライン教育サービスは、受講生が1,000人増えてもサーバー代がわずかに増えるだけなので、限界費用が極めて低い。
同義語: 追加費用
対義語: 平均費用
分類: 経済学 / コスト構造分析