ダイバーシティ
意味・解説
多様性のこと。性別、年齢、人種、価値観などの異なる人材を活かし、組織を活性化させる経営戦略。
多様な人材がそれぞれの能力を最大限に発揮できる環境を整えることで、イノベーションの創出や競争力の向上を目指す考え方。「ダイバーシティマネジメント」として語られる。単なる「社会的貢献」ではなく、変化の激しい市場に対応するための「成長戦略」として位置づけられる。
くわしく
「画一的な組織」から脱却し、多様な視点をビジネスの強みに変える活動である。
1. 背景と重要性:少子高齢化による労働力不足への対応に加え、顧客のニーズが多様化する中で、組織内に多様な視点(女性、外国人、高齢者、障害者、異なるキャリア等)を持つことが、新製品の開発やリスク回避に直結する。
2. インクルージョン(包摂):多様な人が「いる」だけ(ダイバーシティ)ではなく、その一人ひとりが尊重され、意思決定に参加できている状態(インクルージョン)をセットで実現することが実務では求められる。これを「D&I」と呼ぶ。
3. 実務での取り組み:テレワークや時短勤務といった柔軟な働き方の導入、アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)に関する研修の実施、多様な人材の管理職登用などが進められている。IT業界においても、多様なユーザーに配慮した設計(アクセシビリティ)を実現するために、開発チーム自体のダイバーシティが重要視されている。
例文
グローバル市場でのシェア拡大に向けて、ダイバーシティを推進し、多様な国籍の社員による新プロジェクトを立ち上げた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、6回登場しています(出題された年度: 6年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)