複合グラフ
意味・解説
データを視覚的に表現するグラフの種類の一つ。
「売上高(棒)」と「前年比(折れ線)」のように、性質の異なるデータを同一の図に描画する手法である。異なる単位や尺度を持つ複数のデータを同時に表示し、それらの相互関係や推移を一つの視点から把握するために用いる。通常、左右に異なる目盛りを持つ2軸グラフを伴うことが多い。
くわしく
複数の情報を統合し、データ間の文脈を伝えるための高度な可視化手法である。
1.表現の使い分け:絶対量(現在の数、合計金額など)を示すには棒グラフを用い、変化率や推移(増加率、達成率など)を示すには折れ線グラフを用いるのが一般的である。
2.分析のメリット:例えば、製造数(棒)が増えているのに不良率(折れ線)も上がっているといった、単独のグラフでは気づきにくい相関や因果の兆候を一つの画面で発見できる。
3.なぜ重要か:報告書やプレゼンテーションにおいて、複数のグラフを並べるよりも、一つに重ねた方が論理的な繋がりが明確になる。スペースの節約だけでなく、データの解釈ミスを防ぐ効果もある。実務ではKPIの進捗管理や予算実績管理で標準的に使用される。
例文
月ごとの「広告費(棒グラフ)」と「Webサイト訪問者数(折れ線グラフ)」を複合グラフで表示し、広告投資の効率を確認した。
同義語: コンビネーションチャート
分類: 統計図表