人の行動ログデータ
意味・解説
Webサイトのアクセス履歴やGPSの位置情報など、ITサービスの利用時に記録される客観的な行動の履歴である。
人間がIT機器やサービスを利用した際に、サーバーなどに刻々と記録される履歴情報である。Webのアクセスログ、GPSによる位置情報、ポイントカードの購買履歴、SNSの投稿履歴などが含まれる。調査データとは異なり、無意識かつ客観的な「事実の集積」である点が特徴である。
くわしく
デジタルの足跡として蓄積される、膨大かつ詳細な行動の記録である。
1.内容:いつ(タイムスタンプ)、どこで(位置情報)、誰が(ユーザーID)、何をしたか(クリック、購入、検索等)という情報で構成される。大量のデータを解析することで、ユーザーが「実際にはどう動いているか」という実態を浮き彫りにする。
2.利点:アンケートのような回答の歪みがなく、24時間365日の連続的な活動を捉えられる。ビッグデータ分析の主たる対象であり、レコメンデーション(おすすめ機能)の高度化などに寄与する。
3.なぜ重要か:ビジネスにおいて「言葉ではなく行動」を見ることで、真のニーズを発見できるからである。例えば、ECサイトで「欲しい物がない」と回答したユーザーが、実は特定のページを何度も往復しているといった行動から、UIの不備を特定できる。実務ではプライバシー保護(個人情報の匿名化)への配慮が不可欠である。
例文
アプリ利用者の行動ログデータを解析したところ、深夜2時に特定のゲーム機能の利用が集中しているパターンを特定した。
同義語: 行動履歴データ
対義語: 調査データ
分類: ビッグデータ