機械の稼働ログデータ
意味・解説
サーバーや工場の設備が稼働中に記録するエラーやセンサー値のデータであり、故障の予兆検知などに活用される。
工場、サーバー、IoTデバイス、インフラ設備などが、その動作状況やエラー、温度・振動などのセンサー値を記録したデータである。人の行動ログデータが人の動きを追うのに対し、こちらは「物の状態」を追う。設備の故障予兆検知や、処理効率の最適化のために用いられる。
くわしく
IoT社会における「機械の健康診断書」となるデータ群である。
1.内容:CPU使用率、エラーメッセージ、モーターの回転数、温度・湿度の変化、通信の成否など、機械内部で発生したイベントが時系列で記録される。ミリ秒単位の細かいデータが大量に発生するのが特徴である。
2.活用方法:過去の故障時のログパターンと現在の状況を照合し、壊れる前に部品交換を行う「予知保全」が可能になる。また、複数の機械の稼働データを連携させることで、工場全体のエネルギー効率を最大化する「スマートファクトリー」の基盤となる。
3.なぜ重要か:突然のシステムダウンや設備の停止(ダウンタイム)は、ビジネスに多大な損失を与える。機械の稼働ログを常に監視・分析することで、稼働率の向上とメンテナンスコストの削減を同時に実現できるからである。実務ではAI(AIOpsや異常検知)との組み合わせが主流である。
例文
サーバーの稼働ログデータをAIで分析し、ハードディスクが故障する24時間前に予兆を検知するシステムを構築した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)