AIOps
意味・解説
AI(人工知能)を活用して、ITシステムの運用業務を自動化・効率化する手法や技術。
ビッグデータや機械学習を活用し、システムから出力される膨大なログやアラートを分析する。障害の予兆検知、原因の自動特定、自動修復などを行うことで、運用の高度化とスピードアップを目指す。需要管理や障害対応などの複雑な判断を支援する次世代の運用形態である。
くわしく
ITインフラの管理にAIを組み込み、人間の知見を補完または代替するアプローチである。
1.データの統合と相関分析:サーバー、ネットワーク、アプリなどの多種多様なデータをAIが一元的に分析し、一見無関係に見える事象から障害の根本原因を導き出す。
2.ノイズリダクション:大量に発生する監視アラートの中から、本当に対処が必要な重要なものだけを絞り込む。これにより「アラート疲れ」を防ぐ。
3.予兆検知(アノマリ検知):普段の正常な状態を学習し、そこから外れる微かな予兆(ディスクの異常な書き込み増など)を捉えて、障害が発生する前に管理者に通知する。
実務での重要性:DX(デジタルトランスフォーメーション)によりシステムが極めて複雑かつ大規模になる中で、従来の人手による監視やルールベースの自動化では限界がある。AIOpsは運用コストの削減と、システムの高可用性を両立させるための鍵として注目されている。
例文
AIOpsツールを導入し、1日1万件発生していた警告メッセージの中から、重要度の高い10件のみに絞り込んで通知する体制を整えた。
対義語: 手動運用
分類: サービスマネジメント