親和図法
意味・解説
付箋などに書き出した大量のアイデアや意見を、親密性の高いグループごとに分類して複雑な課題を整理する手法である。
新QC七つ道具の一つ。混迷した問題から事実、意見、発想などをカードに書き出し、それらの「親和性」に基づいてグループ化・図解することで問題を構造化する。プレーンストーミングなどで出た大量のアイデアを整理する際によく用いられる。KJ法の基礎となる手法。
くわしく
未知・未経験の分野や、複雑に絡み合った課題を整理し、問題の所在を明らかにするための手法である。
1.手順:①テーマに関する情報を付箋に書き出す(カード化)、②似た内容のものを集める(グループ化)、③各グループに名前をつける(親和名)、④グループ間の関係を矢印などで結ぶ(図解)。
2.実務での使われ方:ユーザーインタビュー後のインサイト整理や、職場改善に向けた課題の洗い出しなどで多用される。論理的な分類(ロジカルツリー)とは異なり、直感や親近感といった「右脳的」な整理を重視する点が特徴である。
3.なぜ重要か:複雑な事象を一つ一つバラバラに見るのではなく、全体像として構造を捉え直すことで、本質的な解決策のヒントが得られるからである。
例文
顧客満足度調査の自由記述欄を親和図法で分析したところ、不満の根本原因が「待ち時間」よりも「情報の不正確さ」にあることが浮き彫りになった。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 2年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: KJ法(厳密にはKJ法の一部)
分類: 問題解決手法