フリップフロップ
意味・解説
1ビットの情報を保持(記憶)することができる基本回路。
2つの安定した状態を持ち、外部からの信号によってその状態を切り替え、保持することができる論理回路。コンピュータの主記憶装置(メモリ)の一部や、CPU内部のレジスタ、キャッシュメモリ(SRAM)を構成する最小の記憶単位である。電源が供給されている間、情報を維持し続けることができる。
くわしく
デジタル回路において「過去の状態を覚えている」ための記憶素子である。
1.双安定性:シーソーのように「0」または「1」のどちらか一方の状態に安定してとどまる特性を持つ。これにより、演算結果などのデータを一時的に保存できる。
2.構成と種類:論理ゲート(NANDやNOR)を組み合わせて作られる。代表的なものに、リセットとセットを行うSR型、クロック信号に同期して動作するD型、状態を反転させるJK型などがある。
3.実務での役割:非常に高速に動作するため、速度が最優先されるCPU内部のレジスタや、高価だが高速なSRAMに使用される。これに対して一般的なメモリ(DRAM)はコンデンサの電荷で記憶するため、フリップフロップとは仕組みが異なる。
例文
CPUの設計において、演算結果を1クロック分保持するためにD型フリップフロップを使用した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: FF回路, FF, 双安定マルチバイブレータ
分類: 順序回路