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第3正規形

3NF Third Normal Form だいさんせいきけい
高頻出 ⚪ 旧用語 テクノロジ系 技術要素

意味・解説

第2正規形から、主キー以外の項目に依存する項目(推移的関数従属)を排除した形式。

第2正規形の状態から、主キーではない項目によって決まる項目を別テーブルに分離したデータ形式。これにより、主キー以外の値が変更された際のデータ矛盾を防ぐ。「A(主キー)→B→C」という依存関係がある場合、BとCを切り出すことで完成する。リレーショナルデータベース設計の一般的な到達目標とされる。

くわしく

データの重複を極限まで排除し、更新時の一貫性を保証するための重要な設計段階である。

1. 推移的関数従属の排除:主キーによって決まる項目(B)があり、さらにその項目によって別の項目(C)が決まる関係を解消する。例えば「社員番号→所属コード→所属名」という関係がある場合、所属名を社員テーブルに残すと、所属名が変わった際に全社員のレコードを更新しなければならず、ミスが生じるリスクがある。

2. 更新異常の防止:所属コードに対応する所属名を一箇所(別テーブル)で管理することで、情報の修正漏れを防ぐことが可能になる。

3. 実務での意義:実際のシステム開発では、この第3正規形まで整理することが「データの正確性」を保つための標準的な作法である。正規化しすぎると検索時の結合処理(JOIN)が増えて速度が低下する場合もあるが、まずはこの形を目指すのが基本である。

例文

受注管理データベースを第3正規形まで整理し、顧客情報の変更が受注履歴に矛盾を与えないようにした。

同義語: 3NF
対義語: 非正規形
分類: 正規化
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