正規化
意味・解説
データベース設計において、データの重複をなくし、矛盾(更新異常)が起きないようにテーブルを整理・分割する作業。
データの追加、更新、削除をスムーズにするために行う。
1.第1正規化: 繰り返し項目をなくす。
2.第2正規化: 主キーの一部にのみ依存する項目を分ける。
3.第3正規化: 主キー以外の項目に依存する項目を分ける。段階的に整理することで、データの一貫性を保ちやすく、管理効率の高いデータベースが構築できる。
くわしく
正規化とは、データベースを「美しく、かつ壊れにくく整理する」作業です。ポイントは、一つの表に多くの情報を詰め込みすぎると、データの重複が発生し、一部のデータを修正したときに他の場所にある同じデータが古いまま残ってしまう「データ不整合」や、不要なデータが一緒に消えてしまう「削除異常」が起きるからです。手順としては主に3段階あります。
1.「第1正規化」:
繰り返し項目をなくす。
2.「第2正規化」:
プライマリキーの一部によって決まる項目を別表に分ける。
3.「第3正規化」:
主キー以外の項目によって決まる項目をさらに別表に分ける。実務では、この正規化を行うことで、データベースの容量を節約し、システムのメンテナンス性を劇的に向上させます。ITパスポート試験では、崩れた表をどの段階まで正規化したか、あるいは正規化した後の表の形を答えさせる計算・パズル的な問題が非常に高い確率で出題されます。第3正規化まで行えば、実務上の多くの場合で十分な品質が確保されます。
例文
第3正規化まで実施することで、商品名が変更された際も、1箇所の修正ですべてのデータに反映される構造になった。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、18回登場しています(出題された年度: 15年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)