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フェールオーバー

Failover ふぇーるおーばー
高頻出 ⚪ 旧用語 テクノロジ系 技術要素

意味・解説

稼働中のシステムに障害が発生した際、自動的に待機中の予備システムへ切り替えて処理を継続すること。

システムの可用性を高めるための技術。メインで動いている「現用系」が故障したことを検知すると、瞬時に「待機系」がその業務を引き継ぐ。利用者は障害に気づくことなく利用を続けられる。二重化された構成において、自動で切り替わる仕組みを指す。手動で行う場合は「スイッチオーバー」と呼ぶ。

くわしく

障害が発生しても「サービスを止めない」ための自動バックアップ機能である。

1. 連続稼働の実現:ミッションクリティカルなシステム(銀行や病院、24時間稼働のECサイトなど)において、ハードウェア故障は避けられない前提で設計される。フェールオーバーがあれば、夜間にサーバが1台故障しても、サービスが止まることなく翌朝の修理を待つことができる。

2. 検知の仕組み:待機系サーバが稼働系サーバに対して「生きていますか?」という確認信号(ハートビート)を定期的に送り続ける。応答が途絶えた瞬間に、待機系が自身を稼働系に昇格させる。

3. 実務での課題:切り替え時にデータが最新である必要があるため、データの同期(レプリケーション)が重要となる。不完全な同期状態だと、切り替え後にデータが巻き戻ってしまう等のトラブルが起きるため、高度な設計が求められる。

例文

Webサーバを2台構成にし、ロードバランサの機能でフェールオーバーが働くように設定した。

同義語: 系切り替え
対義語: フェールバック, フェールバック(復旧後の切り戻し)
分類: 高可用性技術
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