パターンファイル
意味・解説
既知のコンピュータウイルスの特徴(指紋のようなデータ)を記録したデータベースファイル。
ウイルス対策ソフトがウイルスを検知するために参照する辞書のようなデータ。個々のウイルスのコード(シグネチャ)が登録されており、これとPC内のファイルを照合することで感染を判断する。新種が日々発生するため、常にインターネットを通じて最新の状態に更新し続ける必要がある。
くわしく
ウイルスの「指名手配犯リスト」である。
1. 検知の仕組み:ウイルスのプログラムコードの中から、そのウイルスに特有の断片的なデータ(特徴量)を抽出し、リスト化している。検査対象のファイルの中身をこのリストと突き合わせ、一致するものがあれば「ウイルス発見」と判断する。これを「シグネチャ法」と呼ぶ。
2. 更新の重要性:サイバー攻撃者は日々新しいウイルスを作成し、既存のリストをすり抜けようとする。そのため、数時間〜1日おきといった頻度で最新のパターンファイルをダウンロードすることが、防御力を維持するための生命線となる。
3. 実務での課題:インターネットに接続できない環境のPC(工場の制御用など)では、手動でパターンファイルを適用する運用が必要となる。また、リストが巨大化するとスキャン速度に影響するため、効率的なデータ構造が工夫されている。
例文
新種のウイルスが世界中で流行したため、急いでパターンファイルを最新のものにアップデートした。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、10回登場しています(出題された年度: 10年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)